第17問 エール

ひとまず新生活が始まるわけだが、やっぱり今後の人間関係を築く上で自分と友達にエールを送りたい。


何より、怖気ずに頑張ってほしい。

不都合なことを都合よく乗り越えていくことこそ人生の醍醐味である。

全ては順風満帆にはいかないから、第一に健康に感謝して生きよう。

その中で周りが笑顔であれば幸せである。

辛いときに支えてくれる友を大切にしよう。


実際的な話をすると、初対面の人間には優しくなってほしい。多分いくつか相手の言動が琴線に触れることがあるとは思う。けれど、それを許してやるというか、相手に条件の達成を求めてやらないでほしい。切り捨てる、のは簡単だけれどそれは即ち、逃げる、ことでもある。落ち着いて深い懐に収めてやろう。

その中で波長の合うやつを探してほしい。それは同種、ということではない。生きる哲学が似るということである。哲学が似ていれば、自分を見るような優しさで包んでやれる。


そして、耐え忍べ。

新しいものは異物である。異物には悪いものもあれば、いいものもある。いいものを掴んでみてほしい。参考書には載っていない。教えてくれる先生もいない。見知らぬ果実を噛み砕くぐらいの若さがあってもいいと思う。


簡単に言えば、優しさと忍耐。これだと思う。


最後に、女遊びはするべきだと思う。「良い男」になろう。遊び心は人肌に触れるときにも、ふと芽生えたりするかもしれない。


ルールを遊べ。


恥ずかしいからこれで終わろう。