第36問 二面性の統合

昨日、今日と実感する自分の変化について少し書いておく。

今まで私という人間について、私自身違和感を感じていた部分がある。それは自分に対する自分と他人に対する自分が明らかに別のものであったということである。

素直に告白すれば、人前での自分と、自分だけの自分にはかなり大きくな断絶があった。「監視者」が自分だけになるとどうも力が漲らない、人前だと頑張れる、みたいなところがあった。人前では少なくとも頑張らなくてはいけないみたいな、エネルギーをなんとか搾り取ろうとする生き方が自分のセオリーであったように思う。

昨日今日と、その二つの自分が緩やかだが統合が進んでいるような気がする。自分を他人とするようになったのか、自分が自分の監視者たるものに変容したのか、そのどちらかはわからない。ただ、真の意味での「自立」を感じる瞬間みたいなのがあったのは事実で、その鮮烈が今もなお私を切り裂いている。肩の荷が下りたようなそんな気持ちだ。

明日の自分が再び項垂れていても、これを読んでほしい。感覚は必ずこの文章に残されているはずだ。

なんだろう、この気持ちは強烈な源となる、そんな確信で今の私はいっぱいなのだ。