今日はいい日だった。それはそれはいい日だった。例えるなら、本当に自分の羽が伸びるようなそういう日だった。
気の置けない、というのはすごく大事なことである。かけがえのなさを感じる。格好つけない尊さがある。
シティに住む人間にもこういうものを味わえるんだなと思うと嬉しい。現在進行形の物が過去形を使う。現在進行形をつかう。現在形を使う。「現在形」が使える友達は本当に少ない。
海に漂うような気持ちよさ。オーシャンという響きがぴったりな気持ちよさ。盃になみなみと注がれた液体が海を思い出させる。
テレビを見て、普段は笑わないものも笑ってしまう。どうしてなのかな。
強い風の音。全く入ってこられないのだ。それほど固い。堅い。
夕方、夜、朝を生きる感覚。比較しての尊さを超える。つくづく自分は文系な人間だと思う。
こうして全ての感情を言葉にしようとするヤツは類い稀ない馬鹿だ。