第71問 372

久しぶりに抱きしめた

私たちは腐れ縁だからって

会えないと思ってたって言ったら、絶対会えると思ってたって

優しいから心を許すんだ

髪こんな綺麗だったっけ、なんて

自信にあふれてるのは相変わらずだ

片耳だけ揺れるピアスが君らしい

一緒にいればいるほど綺麗に見えるのが不思議なんだ

君の海を泳ぎたい

忘れた愛の歌が歌えるかもしれないって

俺の肩に寄りかかっていいよ

海のそばで一緒に本でも読もう

振り回さなくても大丈夫で

転がさなくても大丈夫

俺には効かない

君の香水覚えてるから

 

これもフィクションなのかな、分からない

 

また俺は年を取るのかな

何をあげられるのかな