不思議なのが久しぶりに合う人々との時間が、ことごとくいい時間にならない。
別に自分はそんな変わったつもりはなくても、自分が経験してきたことを話すと、それがまるで私がすっかり変わってしまったかのように思うらしい。
自分の話し方も悪いのだろう。
比較的なんでも話せるという安心に包まれた関係性の中で、相手に求められる自分で居続けるように努力するというのは難しいし、それはとても本質的でないと思う。
自分は人間として誠実で居続けたいし、正直で居続けたい。
嘘は嫌だし、隠し事もしないだろう。
例えば、変わってしまったという俺への仕返しとして、一人の友人が隠し事をしたり嘘をついたりするのであれば、もうそれは自分にとってその関係が冷たくなっていく合図なんだと思う。
自分は何一つ嘘はついてないし、正直に生きてるつもりだ。
それがだれかにとって俺らしくない俺に見えるときに、俺はどうすればいいんだろう。
変わってしまったね、なんて言われるべきなんだろうか。
自分は変わってしまったような気は全然しない。
むしろ真実っぽくて日々人間として満足できるなにかを追い求めてる。一周回って、二周回ってわかってもらえたらいい。