せわしない平日を過ごして、あなたに会うと生きているという感じがする
平日を生きてきたと思うし、休日に生きれていると感じるの
少し疲れた時は、あなたの可愛い車を思い出す
ワーゲンの赤いポロ
僕を家まで送ってくれた優しい車
細いしなやかな指でどんなピアノを弾くの
悲しい歌もやさしい歌もきっと上手に弾くんだろうね
あなたの瞳の奥にある悲しみがなんとなく僕にはわかるんだ
それでも優しく前に向かって生きていこうとしているんでしょう
僕らは似ているね
君もまた僕の悲しみを知ろうとしているね
穏やかに傷口に触れる君の手指が愛おしい
俺の好きな音楽も聞いてくれて
出会えてよかった
少なくとも今はそう思ってる