2019-01-01から1年間の記事一覧
一人間として、昨今の日本社会でおこっていることはなんだろうと考えてみると、それは現実的なものや目に見えるものへの偏った趣向、すなわち現実偏重の様相である。 ひとびとは働く上では、金銭的なものや人々からの評価といったような、自分による主体的な…
久保田利伸 デビュー30周年を迎えて思う、音楽と表現のこだわり https://spice.eplus.jp/articles/89332/amp ――日本の音楽シーンはいい意味でも悪い意味でも“流行”に敏感で、みんな右へ倣え的な動きをしていく中で、久保田さんはこれまでそういう動きとは全…
深淵から生み出されるもの 又吉直樹 X 宇多田ヒカル 又吉 なにかの現象について語ることはできるけど、実際には、どの現象を起こせていないということをよく感じていて。いろんな表現についてただの説明でしかないと思うことがある。でも、映像の中で宇多田…
一 一度抱いた感情というのは、時が経っても消えることはない。 愛惜という言葉はどうしてこの程までに真実味と美しさを持つのだろう。 切愛の限りを尽くして、生きる。 突然になんの脈略もなく再び出会ってしまうと、あけすけな自分が現れるようで気恥ずか…
一 海を深く潜るとき、人はどのように海を泳ぐのだろう 海を泳ぐには、ふたつの方法がある ひとつは、ずっと距離を遠く泳いでいく方法 もうひとつは、下に深く深く泳いでいく方法 地面の上に立っていては自分の力だけでは上に飛んでいくことはできないけれど…
不思議なのが久しぶりに合う人々との時間が、ことごとくいい時間にならない。 別に自分はそんな変わったつもりはなくても、自分が経験してきたことを話すと、それがまるで私がすっかり変わってしまったかのように思うらしい。 自分の話し方も悪いのだろう。 …
なぜ僕らはここにいるんだろうか。 白いシーツに枝垂れる黒い髪は、いつのまにか伸びていて、美しさは引き立っている。 白く汗ばんだ肌は、なまじか生々しく現実感を漂わす。 抱きしめることさえ苦しいし、悲しくて、寂しくて、人肌の温もりなんてものは夢だ…
これはもともとは自分の手帳に書き記したもので、誰かに見せようと思って精巧したものでもなんでもない。 ここへその文章を残すことが、何かしら、小さな救いのようなものを求めるのか、それとも手帳に埃がかぶる未来が寂しいからなのか自分自身も皆目見当が…
久しぶりに抱きしめた 私たちは腐れ縁だからって 会えないと思ってたって言ったら、絶対会えると思ってたって 優しいから心を許すんだ 髪こんな綺麗だったっけ、なんて 自信にあふれてるのは相変わらずだ 片耳だけ揺れるピアスが君らしい 一緒にいればいるほ…
Leven Kali - Do U Wrong ft. Syd
今日は、ぐるぐると皇居の周りを歩き回るような一日だった。 都会の美しい夕日が差し込んで、大手町のみなもがオレンジ色に輝いていた。 隣りにいる人にふと「母の日に、何がほしいだろうかな」と聞いたら、「手紙なんかいいんじゃないの」と言われた。なる…