2021-01-01から1年間の記事一覧

第105問 年の瀬が迫り

このブログも長いこと書いているが、最近は何も書きたいことが出てこない。 熱い気持ちも、昔を思う気持ちも、あまり湧き出てこない。 かしこまったこともあまり言うつもりもない。 この空間は、誰の評価も関係なく、自分の好きなことをただ書き連ねているだ…

第104問 大切な人間関係とは

家族にしても、恋人にしても、友達や親友にしても、大切な人間関係を基礎づけるものはなんだろうか。 血がつながっているという客観的事実か、金銭や精神的扶助という恩か、体を重ねる行為か、取り返しがつかないくらい過ぎてしまった時間か、毎度流れる楽し…

第103問 平穏を求めて

平和な時間、平穏な時間を求めて生きている。 今は、刺激はうんざりで、そういうものに憧れられるほど、自分はきれいでもない。正攻法で、誠実なものを求めている。素直な謝辞、真っ直ぐな言葉、真っ直ぐな態度。それ以外のものは飾りだ。 誰かの心は人生で…

第102問 忘れられないことについて

近頃の自分というのは、忘れるのを手伝うことに身を燃やしている。 忘れられない思い出というのは誰しにもある。 それが悲しい思い出であれば、自分の心を痛め続けてしまうものである。 一方で、楽しい思い出であると、それは過去に執着してしまう惨めな自分…

第101問 仲間の痛み

近頃の自分の周囲はというと、やっとのこと、自分が辛いことを辛いと皆が認めるようになってきて、お互いの痛みを分かち合うようなそんな時間がながれることが多くなった。 これは、私に心を多かれ少なかれ開いてくれている人がいることを感じて、自分の存在…

第100問 今の自分は

風が後ろから吹いて、自分のシャンプーの香りがした。好みのシトラスの香りだ。 その後、風は足元から立ち上がって、腕につけた香水が香った。 自分の街は帰るための街で、ずっとずっといるべき場所じゃないことを今日の帰り道に気づいた。 宇佐美りんの「推…

第99問 もう二度と

他人を傷つけようとして言葉を使っているのに気づく時、それがしかも心を許した人であった時、今までのすべてにはなんの意味があったのだろうか。 人を傷つけようと思って傷つける人は、自分が誰かにそうされたから、人を傷つけるのだろうか。 誰かがそうし…